
s0220『シェイクスピアはどこにいる?』¥900(税込¥945)ジョン・ミシェル著 高橋健次訳 文藝春秋 頁数471 1998年初 B 定価¥2571
在庫1冊
16世紀から17世紀にかけての英国文化のルネッサンス期に初期の近代英語は確立したという。ウィリアム・シェイクスピアはまさにその時代に活躍し、四大悲劇「ハムレット」「オセロ」「リア王」「マクベス」をはじめ、歴史劇「リチャード三世」「ヘンリー四世」、悲劇「ロミオとジュリエット」、喜劇「夏の夜の夢」「ヴェニスの商人」などの後世まで残る名作の数々を発表することで、英語の語彙の拡大と、欽定訳聖書の文体の完成に貢献したという。しかし世界中の人々にこれほどまでにその作品を知られているシェイクスピアも、実際にどんな人物であったかはほとんど知られていない。そこで、シェイクスピアの正体についていかなる先入観も持たず知識も無いままの状態から出発し、これまでに現われた諸説を調べていくことで、シェイクスピアの正体に迫ろうとする本です。
異端説への道、シェイクスピアという名前、作品の背後にある精神、あらゆることを知っていた作家、古典の素養、貴族と宮廷、船乗りとしての腕前、軍事、心理学と医学、植物に関する民俗学・フォークロア・神話、シェイクスピアの候補とされる人びと、未解決の疑問、シェイクスピアとしてのフランシス・ベーコン、オックスフォード運動、伯爵など、候補者とされた専門家、マーロウ=シェークスピア共同制作説、メンデンホール博士の発見、ウィリアム・シャクスペアその一生と伝説、マーク・トウェーンの反・伝記、謎をつくった人びとと初期の懐疑者たち、などなど。