
a0399『山谷ブルース <寄せ場>の文化人類学』¥400(税込¥420)エドワード・ファウラー著 川島めぐみ訳 洋泉社 頁数342 1998年再 B 定価¥2600
在庫1冊
外国に対してはその「単一性」「均質性」ばかりが喧伝される日本にあって、隠蔽されがちな多様性が噎せ返るようにたち現れる場として山谷の寄せ場に着目した(文化人類学者である)著者が、実際に山谷に住み込んだ経験に基づき山谷とその住人たちを詳述することで一般に流布されているイメージとは異なる日本の一つの側面を描き出していく本です。
山谷巡り、山谷の名所、早朝の労働者市場、ドヤ街、パレスでの一夜、生活、日雇い労働者、組合員とシンパ、地主と商店主、公共機関で働く人々、宣教師、労働組合の研究会、まりや食堂、市民による夜回り、秋祭りと冬祭り、忘年会、ヤマの男への鎮魂歌、棟上げの祝い、仕事、口承歴史資料としての記憶、などなど。