
k0171『ドイツ近代史 18世紀から現代まで』¥300(税込¥315)木谷勤・望田幸男編著 ミネルヴァ書房 頁数289 1992年初 B 定価¥2400
在庫1冊
近現代ドイツの歴史を「屈折のナショナリズム」の歴史として捉え、その生成過程を解き明かしていくことで、「国境とは何か」「民族とは何か」という重く宿命的な問題に迫っていこうとする本です。
「虚飾の帝冠」と領邦体制−18世紀ドイツの政治と社会、神聖ローマ帝国の構造、「ドイツの自由」、領邦国家の構造、プロイセンの興隆とその背景、多難な強国オーストリア、マリア・テレジアとフランツ・ヨーゼフ二世の諸改革、領邦絶対主義下の社会−プロイセンにおける社会の軍事化を中心に、「統一と自由」を求めて−ドイツ連邦期の政治と社会、ドイツ関税同盟、自由主義の挫折、ドイツ帝国の創建、帝国主義の道−ドイツ帝国の政治と社会、ビスマルク時代、ヴィルヘルム時代、高度工業下の教育と社会、ギムナジウム生徒の社会的構成と就学率、すべての男女中等学校への大学の門戸開放、苦悶のマス・デモクラシー−ワイマル期の政治と社会、十一月革命とワイマル憲法、ワイマル共和国の政治、ワイマル期の経済、ワイマル共和国の解体と崩壊、都市大衆社会の生活と文化−家族と女性を中心として、「反動と革命」の独裁−ナチス期の政治と社会、一党独裁への道、独裁下の社会と生活−民衆の行動様式を中心に、「過去」への決別の中で−西ドイツの政治と社会、分裂国家への道、「経済奇跡」と宰相民主主義、西ドイツの方途−新しい社会運動と緑の党の衝撃、ドイツ統一過程についての十項目、ドイツ歴史学論争−ドイツ近現代史の見方ととらえ方、などなど。