
k0240『美術という見世物 油絵茶屋の時代』¥600(税込¥630)木下直之 ちくま学芸文庫 頁数401 1999年初 B 定価¥1300
在庫1冊
19世紀幕末・明治の日本の細工師たちの手になる奇怪な造形表現の数々は、いわゆる「美術」というワクから外れながらも、当時の日本人の驚くべき想像力の産物であったという。そんな大転換期の日本美術を掘り起こしていく本です。
万国一覧−洋行せずして異国を巡る奇術、油絵茶屋−みるハ法楽見らるゝも衆生済度、手長足長−活ける人に向ふが如し、胎内十月−色事は何処の国でも変わりやせぬ、パノラマ−人造ニナリテ天設ヲ欺ク奇奇怪怪、写真油絵、甲冑哀泣−油絵ハ能く数百年の久しきを保つ者なり、写真掛軸−之を眺むるに風韻雅致を極め、仕舞口上、などなど。