
y0091『ギリシア文化史8』¥1000(税込¥1050)ヤーコプ・ブルクハルト著 新井靖一訳 ちくま学芸文庫 頁数591 1999年初 B 定価¥1500
在庫1冊
概念よりも直感や時代の空気を重要視した偉大なる歴史家ブルクハルトが、現代の国家・政治・哲学・文学・芸術などあらゆる分野における精神活動の一つの源泉を見出すことさえできるという古代ギリシアの文化に深い考察を加えていく『ギリシア文化史』の内の一冊です。この第8巻では、アレクサンドロス大王が大帝国を築いていく軌跡と、その後ローマが覇権を奪うまでの歴史、そして哲学をはじめとする諸学の歴史に迫っていきます。
ギリシア的人間とその時代的発展、ヘレニズム期の人間、アレクサンドロス大王とその人格、ダレイオスの死に至るまでの戦い、バビロンでの大王の死、世界文化の連続性の果たした大王の功績、地理上の変化、ギリシア的教育の拡散、アレクサンドロス大王の後継者たちとその戦い、各宮廷における文学者たちの社交と地位、大仕掛けな軍事行動、象部隊、各王家の軍事組織、宗教と王侯たちの関係、アレクサンドロス大王の神権政治、アテナイとポリス一般、ギリシアの繁栄の衰退と名声の持続、ローマ人のギリシア愛好、ローマ人とギリシア人の最初期における接触、第二次マケドニア戦争における親ギリシア政策、ローマ人知識階級のギリシア化、女性たち、最後のスパルタ女性、遊女たち、男性の慇懃と女性の媚態、少年愛、景観における自然感情、大都会における自然の景観、彫刻と建築、芸術とその新しい課題、プトレマイオス二世ピラデルポスの祝祭行列、アレクサンドレイア学派の傾向、歴史研究、図書館、文法・文献学、修辞学・哲学、自然科学・医学・数学・機械工学、音楽理論、天文学、アレクサンドレイアにおける詩歌、テオグリトス・カリマコス・リュコプロン、演劇の意義、哲学に対する関心の持続、折衷的哲学体系、ストア学派、エピクロス学派、懐疑論、諸学派間の憎しみ、実生活における哲学者の地位、哲学に対するローマ人の関心、などなど。