
k0237『「戦後」という制度−戦後社会の「起源」を求めて 文学史を読みかえる5』¥1200(税込¥1260)川村 湊・文学史を読みかえる研究会編 インパクト出版会 頁数331 2002年初 B 定価¥2800
在庫1冊
日本の「戦後」という制度は誰がつくり上げたのか、その目標は何であったのか、どんなことを実現しようとしていたのか、文学史を読みかえていくことでその「起源」に迫っていこうとする本です。
ポスト植民地主義への道−日刊の戦争直後の文学状況をもとに(川村湊)、『朝鮮文藝』にみる戦後在日朝鮮人文学の出立(高柳俊男)、戦後沖縄文学覚書−『琉大文学』という試み(新城郁夫)、戦後文学はどこへ行ったか−やくざ小説の諸相(野崎六郎)、「戦後文学」の起源について−“最後の頁”からの出発(栗原幸夫)、誰のために鐘は鳴ったのか−サトウハチローと古関裕而の戦後歌謡曲(中西昭雄)、昭和初年代文学史における短歌(田中綾)、1950年代をジェンダー・メタファーで読みかえる(鈴木直子)、<放浪作家>林芙美子が書いた仏印(羽矢みずき)、戦時下の大佛次郎の文学表現−従軍体験を中心に(相川美恵子)、文学における「土人」−中川與一と村上龍(土屋忍)、橘外男の敗戦感覚(谷口基)、書評、などなど。