
n0160『現代中国の構造変動 2 経済−構造変動と市場化』¥1500(税込¥1575)中兼和津次編 東京大学出版会 頁数316 2000年初 B 定価¥3600
在庫1冊
中華人民共和国が建国されて以来半世紀以上が経過する。中でもこの10年間において中国経済は飛躍的に発展し、その勢いの凄まじさに困惑した国際社会においては「中国脅威論」「中国超大国論」なども囁かれたという。しかしそのような浅薄な議論に惑わされることなく、中国は本当に変わったのか、変わったのであればそれはどのような意味を持つ変化であったのか、真摯に問いかけつつ中国の経済における構造変動に迫っていく本です。
中国経済の市場化と直面する課題、漸進主義的経済改革の再検討(中兼和津次)、中国型市場経済と政府の役割(石原享一)、改革・開放期における政府の役割、地方政府の果たした役割、中国の財政金融制度改革−属地的経済システムの形成と変容(田島俊雄)、計画経済期の財政金融システム、移行経済期の財政金融システム、中国における国内市場の統合と地域発展−産業立地の観点から(加藤弘之)、クルーグマンの地域集中化モデル、産業立地の歴史的変遷、地域保護主義の政治経済学、経済改革と所得分布変動−市場化の分配的帰結(佐藤宏)、コーポレート・ガバナンスの中国的課題(今井健一)、国有企業改革と労働者(上原一慶)、失業・一時帰休・労働争議問題の処理と労働者、失業問題の現状と展望(丸川知雄)、国際比較から見た中国の失業問題、経済の国際化とマクロ政策運営(辻進)、「軟着陸」と対外開放、資本流動と外為市場、通貨安定と貨幣政策、開放経済体制への新局面、などなど。