お江戸同好の大先輩方と、東海道第一の宿場である品川に遊びに行って参りました。「品川宿」、かつて愛車のデビル・フィッシュを失くしてしまった、僕にとっては因縁の土地です。JRの品川駅から少し南へ行った、京急の北品川駅辺りから旧東海道はスタートします。街道の幅は今もって昔のままです。徒歩新宿、北品川、南品川の三つのエリアが合わさって、「品川宿」という一つの宿場を形成しているとのことでした。特に最も北側の徒歩新宿は飯盛旅籠が集中し遊郭として隆盛したようで、「北の吉原、南の品川」と呼ばれるほどの存在だったそうです。客筋としては芝は増○寺のお坊さん方や薩○藩のお侍方が多かったそうです。僕の父は大学生時代に北品川に下宿していたそうなのですが、その頃はまだ遊郭の雰囲気も色濃く残っていたと話してくれたのを思い出しました。そんな遊郭の建物も、今は残っていないのはとても残念なことです。そういうイメージを払拭したかったのはわかりますけれども・・・。寄木神社では、幕末期の左官の名工・伊豆の長八の漆喰鏝絵を見ました。鏝絵の本物を観るのは初めてだったのですが、何と言うかもの凄まじい物ですね。

その後、青物横丁の御蕎麦屋さん『竹惣』さんで牡蠣揚げ蕎麦をいただきました。牡蠣揚げは大粒でぷりぷりしており、江戸風のからい出汁と相俟って、大変美味しゅうございました。他にも品川の穴子と浅蜊の入った「品川蕎麦」も大変美味しそうでございました。その後、所の古老の方の古い品川の話を拝聴させていただくなど、実にみっちりと充実した数時間でした。と言うよりも、しっかりと「品川宿」について予習していった上で丸一日くらいかけなければ盛りだくさん過ぎて消化不良を起こします。「品川宿」、その奥はとてつもなく深そうです。合掌。
ところで、
しながわ観光協会のガイド・ボランティアの方がついて下さって色々と解説などしてくれたのですが、心底お勧めです。品川宿に行かれる方は是非に。合掌。